新学年の一週間を終えて

 桜の開花と共に新学年がスタートし、一週間が経ちました。

 

 新入学、クラス変更など気分新たに、多少の緊張感を持ちながらの一週間だったと思います。

 

 生徒のみなさんの様子を見ていると、学校が始まったばかりで、さらに塾の新学期の授業も始まったりと、なかなかリズムをつかめずだったようです。ただ、これは当たり前のことで、徐々に学校・塾のペースに慣れていきますし、勉強のリズムもつかめます。

 

 

 さて、ここで今日みなさんにお話したいのは、学校の授業の大切さです。高校生のみなさんは、学校で過ごす時間が一番多いわけですから、ぜひその時間を有効利用してほしいと思います。

 

 学校の勉強をそっちのけで、塾・予備校の勉強だけしっかりしていればいいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。確かに、そういった方法で大学入試に合格する高校生もいます。

 

 

 しかし、最も多くの時間を過ごす学校の授業を有効利用しない手はありません。

 

 英語の教科書の日本語訳。間違いなく、単語力はつきます。数学は教科書レベルの理解が非常に重要で、また問題を解くことで力はついてきますから授業は無駄にはなりません。国語の文章を読むことは、日本語の基本です。文字を読むことは大切です。

 

 授業がよく分からないなら、自分で教科書を読んでなんとか先生の言おうとしていることを理解しようと努力する。大学は、能動的に学ぶ場です。その前段階として高校でも、受動的に学習するのではなく、自らが主体となって学ぶ姿勢を身につけてほしいと思います。

 

 とにかく、学校の予習・復習を全力でやりましょう。そして、中間テスト・期末テストに本気で取り組みましょう!勉強に無駄なものはありません。そういった学校の勉強をきちんとしていれば、学校以外の、塾・予備校などの授業もさらに効果的なものになります。

 

 

 また、高校3年間は大学受験のためだけにある訳ではありません。受験は大きな目標としてあるわけですが、それ以外の部分を楽しむ余裕を持ってほしいと思います。