5月期を終えて

中間テストも終わり、5月期の授業も終了しました。5月期は大学受験少人数クラス授業では、英検1級を目指すスプレマシー英語と国公立・私大ハイレベル数学の講座が開講しました。

 

スプレマシー英語はその名前(supremacy)の通り、長文読解、下線部英作文、自由英作文と非常に濃い内容となっております。速読英単語上級編を副教材に毎日音読を繰り返し、速読力と単語力を身につけます。自由英作文は、受講生が自らテーマを決め(「お金より重要なものはあるか、自分の子供はほしいか、海外から食品を輸入することの是非」など)、毎回100語~200語のエッセイを書いています。受講生どうしの意見交換もあり、受講生が積極参加する授業スタイルです。

 

また国公立・私大ハイレベル数学の授業では、見慣れない問題に対して今までの知識をどう運用するかという訓練を行います。そして、各月期の終わりに実力テストを行い、それを添削指導して返却します。思考力を鍛えるだけでなく、答案の書き方を学ぶことで自分がわかっている内容を確実に得点できるようにすることが目標です。答案の添削指導は復習する際の貴重な財産となるはずです。

 

また、4月期からの引き続きの講座でも受講生の成長が見られます。音読を1日に100回繰り返した受講生は毎回の確認テストで毎回9割以上の出来で、そのことが自分の英語力の自信となり、未知の問題に対しても積極的に取り組めるようになりました。英語の勉強が楽しくなってきているようです。これがまさに小さな成功体験がさらなる成功を生む典型だと思います。実際、本日の模試でも、『リスニングのときに去年は何て話しているか、聞き取れなかったのが今回の模試はよく聞き取れてビックリした!』と話していました。

単語を毎週日曜日コツコツがんばってきた受講生は、センター試験の英文が少しずつ読めるようになってきました。単語力は何といっても英語力の基本です。

ようやく数学の公式が頭に定着してきたり、国語の復習テストで今まで得点できなかったのに満点が取れたり、一歩ずつ前に進んでいます。あせる必要はありません。一つ一つの基礎を確実に定着させていくしかないのです。

 

6月期は休みもなく、祝日もないため体力的にはきつい時期となりますが、勝負の夏期講習前の基礎固めをしっかり行っていきましょう。