昨日、6月のTOEIC試験が、梅雨空の中行われました。
当教室のtarget試験でしたので、いつもより多くの受講生が受験しました。
今回は難易度が高かった5月の試験と比べて易しい試験でした。(メジャーフォーム)
以下、Partごとに見ていきたいと思います。
Part1は標準的な問題でした。聞き取りにくいものが含まれていますが、自分の知っている表現で勝負すれば、正解選択肢を選べたのではないでしょうか。絵を見て、どんな正解選択肢が読まれるか予想する練習をしてみましょう。イクフンさんの厳選ドリルでは、この練習ができます。問題を解くだけでなく、自分で考えてみるのも絵のどこに注目すればいいのかといった勉強になります。
Part2は前回より聞き取りやすい印象でした。いつも通り、集中力を持続し、疑問詞疑問文を確実に得点することを目指しましょう。最初の一言に全神経を集中させます。そして、疑問文以外の
「今日は雨ですね。」
「でも、今年は雨が少ないでしょう。」
といったstatement型はとれなくても大丈夫だと開き直りましょう。気持ちの切り換えをしっかりして、自分の力で取れるところを確実に得点しましょう。
あとは、イクフンさんの厳選ドリルなどで、誤答やひっかけパターンを知りましょう。本番の試験でこういったひっかけパターンに気づくためには、かなりの練習量が必要です。
Part3, Part4は標準的な難易度です。ここからは、設問の先読みで乗り切りましょう。注意点としては、Part3の41~43はリズムがつかみにくく、やや聞き取りにくい問題が多いので、ここで気持ちがあせってしまうことがないよう、落ち着いてその後ろの問題に取り組んでください。
リーディングです。今回は前回に比べて時間的余裕がありました。特にPart6がすばやく解ける問題でしたので、なんとか最後まで目を通してもらいたい試験でした。Part5は文法問題で答えに迷ってしまうものがありましたが、そこで時間を使いすぎないようにしてください。1問最大20秒~30秒の意識を持って、テンポよく答えていきましょう。7月から始まるReading演習講座ではこのPart5対策を徹底的に行います。どのような問題にも対応できる文法力、語彙力を身につけていきましょう。
次にPart7ですが、前回に比べて答えを見つけやすかったと思います。Part7に50分(理想は55分)残せれば十分読み込んで解答を導き出せたのではないでしょうか。
速読力を身につけるには音読が効果的です。読解特急2スピード強化編や、読解特急4 ビジネス文書編などを通して音源を聴いて音読するプロセスを繰り返してください。大学受験コースで、英単語と音読のみで英文読解を学習している受講生がいますが、今年の4月から毎日音読を繰り返し、かなり英語を読めるようになってきました。ぜひ、音読に取り組んでみてください♪