大手模試解説授業を担当した経験のある美濃岡先生によるも模試の活用法です!ご一読ください!
模試は、受験後どのように活用するかでその存在意義は大きく変わってくる。
① 受験しただけでその後何もしない
模試を受験した後は、問題などを一切見ることなく、1ヶ月後に返却された点数・偏差値に一喜一憂し、それだけで終わる。結局、同じ失敗を繰り返し、成績が伸び悩む。
② 受験後、見直しをする
模試を受験した当日、あるいは解答が配布されたらすぐに自分の解答を再現し、答えあわせをする。自分の思考プロセスを修正できるため、同じ失敗を繰り返す可能性が低くなり、飛躍的に成績が伸びる。
模試を最大限活用するためには!
模試はみなさんの貴重な時間を使って全力で解答した問題である。その労力を決して無駄にしてはならない。
とにかく、受験した模試をどれだけ復習できるかにかかっている。解答配布の制限があるため、即日というわけにはいかないだろうが、受験後数日以内に復習できるかが勝負。模試を受験した日に近ければ近いほど効果を発揮する。
模試を受験した際の自分の思考プロセスを思い出すことがもっとも大切であり、間違えた問題については思考プロセスを修正し、自信を持って解答できなかった問題については確信を持って答えられるようにする。もちろん、できなかった問題は確実にできるようにする。
模試でみなさんが間違えた問題は財産であり、将来の入試本番で大きな力になることは間違いない。復習がきちんとできている人は、「この問題見たことあるな、この問題はあれと似ているな」と余裕を持って取り組むことができるはずである。
この比較的時間に余裕がある時に、当たり前のことが当たり前にできる人が、将来の成功を勝ち取る人なのである。