夏期講習も終盤へ

いよいよ夏期講習も残すところ、4タームとなり、後半戦に入ってきました。

 

受験生は今月からセンター対策のマーク模試に加えて、大学別の模試が始まり、東大や京大などの模試が実施されます。大学別の模試が始まると、いよいよ本格的な受験体制に入ってきたように感じると思います。

 

東大模試を受けた受験生は、国語の成長を喜んでいました。週1回の授業だけしか勉強していないのに、模試ではかなりの手応えを感じたようです。やはり山添先生の、一人一人の毎回の授業ごとの変化を感じながら臨機応変に対応していく授業の効果が現れているようです。国語の勉強は量よりも質の面が重視される教科です。さらなる飛躍を期待したいと思います。

 

また京大模試を受ける予定の受験生は、模試1週間前に2013年の京大入試を解いて最終調整をしました。「数学はいつもの授業(国公立・私大ハイレベル数学)で扱っている問題より易しく感じました」との感想。また英語でも、oblateとprolate以外の単語で知らないものはなかったようです(実際それほど難しいものはありませんでした)。英検1級レベルの単語を覚えている効果が実感できたようです。

 

京都大学の問題は日本語訳と英訳なので単語を知っているだけでは点は取れないと思われるかもしれませが、やはり語彙力は最大の武器です。単語を覚えて、英文の音読を繰り返し、意味がスラスラ頭の中に出てくるよう練習すれば、日本語訳は書けるようになります。

 

当教室のスプレマシー英語というクラスは、英検1級を目指すクラスです。英検1級レベルの語彙を覚えるのは大変ですが、実際、英検1級レベルの単語を習得していけば、論文や新聞でも本当に役立ちます。入試のためだけではなく、将来につながる形で英語の勉強をしてほしいと美濃岡先生はいつも言っています。

 

一方、マーク模試を受けた受験生は、今まで英語の時間が足りなかったのに、今回は初めて最後まで解けました、と言っていました。センター試験は時間との勝負です。英語、数学、国語については、時間制限を設けて解く練習をしていきましょう。センター英語であれば、2013年~2007年までの本試験を繰り返し練習しましょう。同じ問題を繰り返し解くことは無駄にはなりません。同じ問題を解くことで正解する感覚を身につけて模試で実戦演習をすればよいのです。

 

 

ここまでは受験生のお話でしたが、高校1年生、2年生はとにかく英語・数学に集中しましょう。

英語は単語暗記と音読に力を入れてほしいと思います。英語を耳で聴いて声に出す。毎日これを繰り返す習慣を身につけてもらいたいと思います。

数学は、高校1年生であれば、「数と式」、「2次関数」です。この2分野は高校数学の基礎です。当教室の夏期講習でもこの2分野に絞って学習しています。夏休みの学校の宿題などを利用して、知識をしっかり定着させてください。数学に苦手意識のある高校2年生もこの2分野に戻って勉強するのも一つです。また高校2年生は、家で放置されたままであろう、1年生の時の模試を復習してみるのも良いです。

 

夏休みの少し時間に余裕のあるこの時期に今までのやり残したことをやってみましょう!