
本日からセンター試験の出願が始まります。
10月に入ると受験が一気に現実味を帯び、あせりを感じてしまう受験生が多くなります。もちろん、多少の緊張感を持って勉強に取り組むことは良いことですが、1日1日で何をすべきかを考え、日々できることを確実にこなしてもらいたいと思います。
センター試験は時間制限が厳しい試験です。特に、英語、数学、国語は、時間内にいかに正確に速く解くかが勝負です。ちょっとしたミスが命取りになります。
これから行われるマーク模試では、毎回本番のつもりで全力で取り組んでください。時間管理を最優先に、自分のベストスコアを出せるように毎回の模試で自分なりの「センター試験解法」を見い出しましょう。
例えば、英語であれば
「第6問20分→第5問12分→第4問15分→第1問3分→第2問15分→第3問15分」
といったように、解く順番と制限時間を決めてしまいます。
また国語であれば、「漢文15分→評論文25分→小説25分→古文15分」と古文を最後に解くと決めます。これは、今のセンター古文は本当に難易度が高く、高得点を取ることはなかなか望めないので、漢文、現代文で得点して、古文は最少失点にとどめる戦略です。
上記はあくまで一例ですが、とにかく時間管理を徹底する意識を持ってください。そして、時間配分をおおよそ決めたら、この時間配分で解けるように練習を繰り返します。マーク模試だけでは不十分ですので、毎週過去問などを通して練習するのがいいでしょう。もう入試実戦期ですので、インプット(知識の詰め込み)も大切ですが、アウトプット(演習)をすることも重要です。
最後の最後まで粘り強く、1点でも多く得点する練習をしていきましょう。