こんにちは。
就活サポートコース担当の松岡です。
昨日のブログで、
「頑張ってね!」
って声をかけたくなる衝動に駆られる、っていうお話をかきましたが、この「頑張ってね!」って言葉、結構あいまいで、実は就活生にとっては、ちょっとイラっとしてしまう言葉でもあるようです。
だから、親御様の中には、突然逆切れされて、「じゃあ、就活ってどう頑張ったらいいか教えてよ!」
なんて、怒られたりした経験がある保護者様もいらっしゃいます。
そうですよね。
何をどう頑張ったらいいのか、大学受験の時みたいに偏差値が存在しない就活をどう頑張ったらいいのか、お子様たちは、真剣に考えている、だけど不安、だからそこを突かないでほしいんです。
親御様たちもそれは重々ご存じなんですけど、どこの企業に就職するか心配で、思わず「頑張ってね!」って言っちゃうんだけと思います。
お子様には逆切れされちゃいますけど、ちゃんと親御様の気持ちは伝わっているから、安心してくださいね。
「心配してくれているんだなぁ」って。
でも、やっぱり不安だから、余計に腹が立っちゃうんですよ。
許してあげてくださいね。
先日のブログでも書きましたが、おそらく現在大学生のお子様をお持ちの保護者様は、バブル絶世期前後に就職された方だと思います。
内定時期には長期間の北海道研修とか、いろいろありませんでしたか?
あの頃は、まだ消費税もありませんでしたし。もちろんスマホなんかありませんでしたよね。あっ、でもポケベルはありましたっけ(笑)
それに、昔は、就職は大学の就職課に来ている求人をメインに就職活動をしましたよね。採用する大学も、保護者様世代は、企業側が採用する大学を決めていて出身校によって就職試験の日程が違っていたり
していませんでしたか?
でも今は、どの企業でも学生が自由にスマホでエントリーできるんです。
その理由は、大企業ほどダイバーシテイ(多様性)が重視されているためです。要は、勉強はできるけど使えないっていう人が結構いたからじゃあないのかな?と思います。
私の経験でも、仕事ができる人は、機転が利いて、他人の気持ちがよくわかって、腰が低い、というのが3大要素なので、そう考えると、昔のように大学を選別する必要はないと思うのです。
そんなわけで、昔ほど採用される学生が特定の大学に限られることは少なくなった分、難関大学出身であることのメリットは小さくなってきていると言ってよいのです。
就活サポートコースの保護者面談の時、私は、再三にわたり、お子様とご自分の若い頃を比べないでほしい、とお願いしています。
企業を取り巻く環境はこの30年で大きく様変わりしています。
これからの時代を生き抜いていくにはどうしたらいいのか、企業のネームバリューに縛られず、
成長の可能性を感じる企業を探し出す力を育むことが大切であり、そこを重点に置いた指導をしています。
就活のことで何か不安なことがあれば、いつでもご相談くださいね。