こんにちは。
就活サポートコースの松岡です。
明日で2月も終わり、3月はいよいよ就活解禁です。
そこで今日は、多くの就活生が気になる話題のひとつ、
「何社ぐらいエントリーしたらいいのか」
についてお話します。
人によっては、20社、多い人は100社など、正直なところ、エントリーする企業の数は人によってまちまちです。
何社が適正なのかは、人によって違うと思いますが、わたしは、多くても10社ぐらいではないかと思っています。
これは、実際に、就活サポートコースの受講生の実績が、多くても8社で、内々定が出るタイミングも早かったという経験に基づく感想です。
なので、他の就活生がそんなにたくさんエントリーシートを出していると聞くと、書くだけでも相当時間がかかるだろうな、と思います。
もちろん、たくさんの会社を研究して、選びきれなくて結果的に会社数が増えてしまったということもありますので、あくまでも何社にエントリーシート出すかは、ご自分で判断されればよいと思いますが。
ただ、注意しなくてはいけないのは、
4回生でまだ取得単位、特に必須科目の単位数が足りていない方です。
4月以降、選考が進めば、平日も休日もなく企業から複数回呼び出しがあります。もちろん、そちらを断れば入社の意思がないとも受け止められる可能性がありますから、断ることも難しいでしょう。そうなれば、出席しなければならない授業を休まなくてはならない回数が増えてしまい、単位が取れない可能性が高まるということです。
先生によっては、出席にとても厳しい方もあり、代返がきかない授業もあると聞いています。
せっかく内定をもらっても、卒業に必要な単位が満たなければ、内定も無駄になってしまいますので、
3月末時点でこうした不安のある方は、4月以降のことも頭に入れて会社数を決めるのがよいと思います。
また、卒業面は問題がない方でも、たくさんの企業にエントリーすることによりその企業の会社研究や入社試験対策がいいかげんになってしまうと、なかなか内定が取れない場合があります。
会社の採用担当者は、これまで大勢の就活生を見てきていますから、エントリーシートひとつ見ても、
その学生が自分の会社を本命と思っているのかどうかは、そうした面で簡単に判断できます。
ニュースでは「近年は売り手市場で学生にとっては就職しやすい。」と言われますが、人気企業の多くは、採用人数は前年並みのところも多く、実際に現在の求人倍率の高さは、福祉や小売り、飲食店サービスといった業種が支えているというのが現実です。
耳障りの良いニュースを鵜?みにせず、就活に真摯に向き合うことこそ、内定への近道だと思います。
就活カウンセリングは随時受け付けていますので、いつでもご連絡くださいね。
多くの会社にエントリーすることは得策ではないということです。