2013年Success Story 音読と英単語

中学1年生が英検2級に合格☆ & 受験生が半年で偏差値20アップ!

 

2013年度第2回の英検で中学1年生が見事合格しました。月3回の授業と、その復習で十分でした。授業では、音読と英単語で長文を乗り越えるという目標を掲げ、とにかく単語暗記と音読に力を入れました。文法対策にあまり力をいれず、英単語と長文で2級を乗り越えたことからわかるように、英語は長文を読めるようになればいいのです。

 

一方、受験生は偏差値45(6月実施全国模試)66(11月実施阪大模試)の大幅アップを果たしました。注目すべきは偏差値66が阪大模試だという点です。半年でこれだけの英語力をつけるには、どうしたらいいのでしょうか。答えは英単語と音読です。とにかく文章を繰り返し読み、難度の高い単語と何度も出会うことが重要です。もちろん、英文和訳、英作文の添削も必要ですが、文章を読めるようになることが一番の秘訣です。授業では、細かい文法事項などは最小限にとどめ、正確に英文を読む感覚を身につけます。

 

以上はあくまで一例ですが、英語をできる限り英語のまま理解するには、音読しかありません。それが速読力へとつながります。多少の粗さがあっても構いません。英文を細かく分析して前に進めない方が問題です。多少分からないところがあっても、先へ進み、全体を見渡せる力がつけば、自ずと細部にも意識が行くようになります。

 

音読する際の注意点は、ネイティブの音声がある英文教材を利用することです。音声は、耳で英語を刺激できるという点でとても重要です。目だけでなく耳でも英語を感じてください。まずは目と耳で英文を追いかけ、今度は自分で声に出してみます。やはり正しい発音・アクセントで英文を読むことが大切です。そして、スムーズに音読できるようになり、英文の意味がスラスラ言えるようになったら、英文を見ずに耳で聞いて英文を頭の中でイメージしてみましょう。そして、最後は英文を目だけで黙読し、スピードを上げます。このサイクルは一例ですから、自分なりの英文音読法を発掘していってください。どのレベルの英語学習者にも、音読学習を毎日継続してほしいと思います。