私立大学を数学で受験する 2015 立命館大学法学部

毎年多くの方にご覧いただいている私立大学の数学受験についてです。

 

今回は立命館大学法学部に合格した高校生が報告してくれました。

 

彼は、国立大学志望で世界史と数学のどちらも勉強しておりましたので、当日万が一数学に苦戦した場合、社会に切り換えて受験できる準備はしていました。立命館大学では、試験時間内に数学と社会の受験科目を決めることができますので、このような戦略をとることが可能です。ちなみに同志社大学は最初の30分で受験科目を決めなければなりません。

 

当日(2月2日)は、数学の試験に手応えがあり、そのまま解き進めました。立命館大学の数学は第2問が特徴的なので過去問などで対策をしておく必要がありますが、その他は標準問題なので、関西学院大学と似ている部分があります。また世界史(社会)は記述問題が多いため、マーク試験のような「なんとなく」正解が導き出しにくいのが特徴的です。そのこともあり、彼は数学で受験し、見事合格を勝ち取りました。

 

国立大学を志望している受験生は英語・数学・社会という受験スタイルがあります。慶応大学商学部が有名ですが、関西学院大学の学部個別日程でも可能です。国語に不安のある方にはオススメできる選択方法です。

 

来年以降の受験を予定されている方は、数学受験を含めて、志望大学の受験形式を一度ご覧ください。ご自身に合う受験スタイルがあるかもしれません。