2015年度第2回英検を終えて

10月11日に2015年度第2回英検が行われました。今回も多くの方が受験をしました。

 

最難関の英検1級には中学生が挑戦しました。1級の難易度を説明するには第一問の単語で十分でしょう。この中には教養がある大卒のネイティブスピーカーでさえ知らない語や、意味はなんとなく分かるけどまったく使ったことがない語が数多く登場します。例えば、今回の試験でも第一問(1)のarableやcapriciousなどがネイティブスピーカーが意味を知らない単語です。もちろん意味が正確に分からなくても正解を出すことは可能ですが、高得点を取るためにはこういった単語の意味を覚えていかなければいけません。このレベルの単語を覚えることは大人でも大変な作業ですので、中学生・高校生で挑戦していること自体がすばらしいことです。また、筆記問題最後の200語essayは最近のテーマでは比較的書きやすいテーマでしたので、普段の練習の成果が出るものだったように思います。ライティングは当教室のレッスンで最も力を入れている分野ですので、受講生にはessayでの高得点に期待しています。

 

また準1級にも中学生が受験しました。準1級の単語はネイティブスピーカーが知らない単語はありませんが、2級と比べればかなり難しい単語が出ます。また準1級のwritingは手紙に返事を書くというものですが、こちらはTOEFLのSpeakingのIndependent型の練習に最適なものです。このTOEFLの課題は15秒間で頭の中で何を話すのか考えその後45秒でresponseを行うというものです。例えば、今回の試験問題を利用すると、'Do you like listen to music while studying?'という質問に対して45秒間で英語で答えます。こういった練習を行うことで英語での瞬発力を鍛え英語のアウトプット力を向上させます。

 

当教室では1級、準1級を受験する方をはじめ2級、準2級に挑戦する小学生、中学生、高校生にも

 

積極的に 英語で自分のことを話して

 

もらうようにしております。TOEFL受験にも対応できる力を養成していきます。

 

 

さて、ここで今回英検2級を受験した高校生の保護者様よりご感想をいただきましたのでご紹介したいと思います。

 

『先週の英検ですが、自己採点した結果クリア出来ているような気がします。最近、英語への取り組み方が変わってきたと思います。帰宅したらすぐに先生のテキストと音読というスタイルも定着しました。毎週の先生の授業も楽しみだと申しております。両親としましては、先生との出会いを大変喜んでおります。』

 

大変嬉しいご報告をいただきありがとうございます。英検というのはあくまで通過点でありその先にある目標をきちんと持つことが大切です。毎日同じ事を繰り返すことは大変なことですが、大きな目標を達成する唯一の方法でもあります。このように一つのことを達成するとまた新たなことにチャレンジできる活力となりますので、今後の飛躍を楽しみにしております。